高橋弘子第11回個展『たぶん世界に私しかいない』


11th solo exhibition”Probably there in only me in the world”

会期:2017年5月17日(水)〜2017年5月29日(月)
会場:ギャラリー犬養(札幌)
展示構成:大下裕司

from May 17 to May 29,2017
Venue: gallery INUKAI(Sapporo City,Hokkaido,JAPAN)

 個展に向けた制作の準備を始めた当初はまったく違うテーマを考えていたのですが、その途中で、人間が肉体を持って活動している状態を“生きている”と普通に言うことについての不思議さから始まり、その状態を、単純に生命として死ぬこと以外に超えるにはどうできるのかという、答えがないかもしれない疑問、そしてその解答への手がかりのなさが制作への原動力になったと思います。そして、雨が降っている今回の作品のこの光景は、雨の降りしきる嵐のなかのほんの小さな一場面に過ぎないのではないかと予感しています。

 個展会場にて配布していたテキストは下記リンクよりダウンロードできます
(執筆:大下裕司)
第11回個展テキスト

MEDIA COVERAGE

梁井 朗さま主宰:北海道美術ネット別館
『■高橋弘子第11回個展『たぶん世界に私しかいない』』

“たぶん世界に私しかいない(Probably there is only me in the world)”, 2017, 1450mm×7000mm, acrylic on canvas