22nd solo exhibition decorated by hanatoki “Toso and bitter orange”
北海道札幌市にあるカフェRY’S cafe bar (アールワイズカフェバー)での作品展にて、新作3点、旧作8点を展示いたしました。
会期:
2024年2月19日(月)〜3月18日(月)
会場:
RY’S cafe bar
(北海道札幌市中央区北4条西24-2-16, 2F)
Session: from Monday, February 19 to Monday, March 18, 2024
Venue: RY’S cafe bar (Sapporo, Hokkaido, JAPAN)
北海道のアートブロガー・梁井朗さんのブログ記事にて取り上げていただきました。
■高橋弘子第23回個展 『眇めつ(すがめつ)』(2024年2月19日〜3月18日、札幌)=3月16日に訪れたギャラリーは7カ所(3)
〈会場設置文章〉
この度は高橋弘子第 23 回個展『眇めつ(すがめつ)』をご覧いただき、誠にありがとう ございます。
今回は新作・旧作が入り混じっておりますが、狼を描いた作品と、島を描いた作品を中心に 展示することにいたしました。島は周りに何もなく、他者からの一切の干渉がない環境です。 もしそのように、何かから干渉や影響を受けることもなく、話しかける相手も依存する相手も なく、たった一人で過ごすとしたら、身の回りのものや自分自身について何を考え、どのように 過ごすのでしょう。
他者がいない環境に一人で存在する時、あるものは自分だけ。見るもの・見えるものも自分 だけ。少し寂しさや心細さもある空間かも知れませんが、時にはよく目を凝らして自分だけを 見つめるというのも大切で、贅沢なことだと思うのです。 作品をどのように観てどう感じるかは人それぞれですが、人それぞれだからこそ、「自分は 何を観た時に何を感じるのか、感じないのか」が如実に表れると考えています (それは誰かと 過ごしている時にどう感じて反応しているか、何を食べた時にどう感じるかなども同じこと だと思います)。わたくしの作品もまた、観る人の鏡として良い作用を引き起こすことが出来ていれば幸いです。