MAKING

Acrylic

Facebookページのアルバムにも写真(22枚)が掲載されています。
Making “Acrylic” 22photos in FB-page.

(1)木製パネルにジェッソで下地を作り、刷毛でアクリル絵の具を塗っていく。混色はせず、乾いたら重ねるのを繰り返す。

(2)最終的なイメージになるまで重ねる。この時は途中の塗り直しもあったため10層ほど塗っていた。

(3)別の紙に下書きを用意し、チャコペーパーでパネルに転写する。

(4)下書きの線をなぞってパネルに転写させていく。下書きと違う色のペンを使ったほうが分かりやすい。

(5)転写されたところ。

(6)転写した線とスケッチ、参考にした写真などを頼りに白い絵の具にて着彩。この時の白い絵の具の内訳は(胡粉ジェッソ+アクリル絵の具+紙粉)。

(7)地の色を残すところ、白く塗り潰すところの塩梅を見ながら着彩を進める。

(8)完成。


Pen(coffee dyeing)

Facebookページのアルバムにも写真(31枚)が掲載されています。
Making “Pen(coffee dyeing)” 31photos in FB-page

(1)木製パネルに紙を水張りし、紙が乾いたらブラックコーヒーを垂らす。

(2)1回目塗り終わったところ。紙は乾くとまた張るのでふやけるほど濡らしてもOK。好みによって、乾かしたのちまたコーヒーを垂らしてもよい。紙によってしわのより方は多分違うので、色々試してみてよいと思う。

(3)この時はコーヒーを2回塗布した。写真は乾いたところ。

(4)下書きを転写したり、コーヒー染めの紙をスキャンしてデジタルで処理することもあったが、この時は直接下書きした。

(5)墨またはインクでペンを入れていく。

(6)完成。


Pen(digital)

Facebookページのアルバムにも写真(42枚)が掲載されています。
Making “Pen(digital)” 42photos in FB-page

(1)まずはアナログでペン画を用意。横に長い構図だったため、A4サイズの紙を6枚横並びにして作成した。「木立の部分」「狼+岩+鳥」「大きな鳥」に分けて作成し、最終的にデジタルで重ねていく。

(2)ペン画をスキャンし、Photoshop上で「トーンカーブ」「コントラスト」などを調節し線をくっきりさせておく。

(3)線画をベクターデータに変換していく。(2)の線画をIllustratorで開き、3色変換でトレースする。

(4)トレース結果が表示されたのち、「拡張」ボタンを押してパス化する。この時、白、グレー、黒の3色の部分が全てグループ化されているのでグループ化は解除。

(5)線画をつないでいく。スキャン時にずれてしまったところもあるため、アンカーポイントを引っ張ってつなぐ。※見本では背景に水色のレイヤーを当てているが実際の作業ではなくてもよい。

(6)「木立」「狼+岩+鳥」「大きな鳥」を重ねる。ペン画の線だけを抽出した状態なので、背景に別のものをあてると透けて見えてしまう。

(7)パスツールを使って、別のレイヤーにシルエットを作成する。

(8)(7)の白いシルエットと線画を重ねる。背景にあるものが透けなくなる。

(9)それぞれのシルエットに色をつけていく。

(10)全てに色をつけ終えたら完成。