ABOUT

ARTIST STATEMENT

何を描くか、が生まれてくる順番は私の場合2通りあります。一つはオーダー制作やグループ展などであらかじめテーマが決まっており、それに合わせて何を描くか考えていく場合。もう一つが、最初にビジュアルだけが頭の中に浮かんで、後から「そのビジュアルは何を意味しているか」を考えていく場合で、後者のほうが多いでしょう。

これまでの「意味」の例では、「世の中の出来事は全て、その人にとって、主観的な観測でしかありえない」とか、「 そこに停まっているのも、または流れているのも、全て自分の選ぶこと」だとか、「食べることとは何で、食料としての生き物の違いは何か」とかいったようなことです。世の中のいろんなことについて「それって本当になんなの」とか「何故それが正しいと断言できるのか」とか「根本はなにか」とかいった考え方が多いかもしれません。

受け取る人によって、「そうかも」と思う人もいれば「そんな訳はない」と思う人もいたり、「そんなことを考える意味はあるのか」という人もいるかと思います。私において、その時点でそれらの意味への答え・思想などはあるのですが、作品を見た人がそれと同じことを受け取るか、考えるかは結構どっちでもよくて(自分に共感する人がいることを知るのも、全く違う視点で捉える人がいるのを知るのも、私にとっては収穫ですし)、それよりは見た人が「自分はこう感じた、こう思う」を認識できることが大事ではないか、そうした感覚や思考の積み重ねが「その人」を作っていくのではないかと考えています。それはつまらないことでも、否定でも、なんでもよいでしょう。「見た人にとってなんらかの始まりになるもの、その人を形作る糧になる何か」を提示していきたいと考えています。


PROFILE

高橋弘子

Hiroko Takahashi

1977 秋田県八森町出身、生後ほどなく札幌へ移住し、札幌で育つ
1999 札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科卒業
2013 作品の発表を開始、札幌を拠点に活動

《主な個展》
2017
『たぶん世界に私しかいない』ギャラリー犬養(札幌)
『After God has sleptー神さまが眠ったあとにー』ファビュラス(札幌)

2016
『DAMAGED』ギャラリー犬養(札幌)
『a wicked ogre sleeps』BAR&GALLERY卍(札幌)

2015
『sequence dragon』ギャラリーたぴお(札幌)
『immediate windows』ギャラリー犬養(札幌)
『stagnation & flow―停滞と流れ―』カフェエスキス(札幌)
『Subjective observation』画廊喫茶チャオ(札幌)

《主なグループ展》
2015
『たぴお33年目の小空間展』ギャラリーたぴお(札幌)
『SAPPORO ART MAP3』500m美術館(札幌)
『PANDORA SPRING』画廊喫茶チャオ(札幌)

2013
『MIXED MEDIA展』画廊喫茶チャオ(札幌)

《受賞歴》
2015
『第60回記念展公募 新道展』初出展、初入賞、新人賞受賞。


LOGO MARK AND TRADE NAME

logo

個展DMなどに印刷したりアイコンなどにしているもののまだあまり出番のないロゴマークと屋号。

ロゴマークの絵柄は第2回個展時発表の『subjective observation』より崖の縁に立つ狼の姿をとりました。向かいの崖までの空間に何を見るのか。進むのか、立ち止まるのか。あらゆる場面で選択の繰り返しだと思っています。

また、屋号の「fang and jaw」について本来なら「fang and jo」とでも書くのが正しいと思いますがjoではちょっと間延びした感じかなとjawを無理矢理あてています。joは漢字の「情」が名称としての本来で、「牙と情け」という意味です。(jawの代替になる言葉が見つかったら変えるかもしれません)


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(ヘッダー写真撮影:小牧寿里)
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